【かんたん国際情勢】スペースシャトル引退へ

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加藤元浩氏の漫画の世界は本当に広い。
そう思い知ったのがこの本。「ロケットマン」です。

先日、NHKで「Q.E.D.」がドラマ化されたばかりなので、
ご存じの方も多いのではないでしょうか。

私は一度「Q.E.D.」を読みはじめたのですが、その小難しさに挫折(笑)。
「C.M.B.森羅博物館の事件目録」という本でその面白さに目覚めました。

ロケットマン 5 (5) (講談社漫画文庫 か 14-5) ロケットマン 5 (5) (講談社漫画文庫 か 14-5)
加藤 元浩

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文庫版でこの「ロケットマン」が出ていたので読んでみたのですが、
世界情勢というか世界の歴史に多く触れられていて、
知れば知るほど面白いと感じたので、何回かにわけて紹介します。

というのもベルリンの壁崩壊20年の今年に、ドイツの話が出ている。
またロケットというか、米ソの宇宙開発戦争の話が出ているのですが、
今、若田さんが長期宇宙滞在されていますが、近々、スペースシャトルは引退し、
しばらくアメリカはロシアに頼らざるを得なくなるという現実がある。
そんな事実を知っていると、この漫画がさらに面白くなる!わけです。

本文は折りたたみます。


来年2010年にスペースシャトルが引退?

初めてスペースシャトルが打ち上げられたのは1981年4月12日。
”コロンビア”でした。
世界で唯一、再使用が可能な宇宙船。
すれがスペースシャトルです。

28年間で打ち上げられたのはおよそ124回。

しかし、1986年の”チャレンジャー”の打ち上げ直後に爆発した事故。
2003年の”コロンビア”の期待が空中分解と、事故が続きます。

結局、再使用可能なあの形が事故が多いということのようです。
あの形に夢を持ち、私なんかスターゲイトとかSF映画が大好きですから、
ああした一般人にでも宇宙に行けるんじゃあないか?と思わせてくれる
機体は格好良く見えました。

閑話休題。
そこでブッシュ前大統領は、国際宇宙ステーションが完成する予定の、
2010年、もう来年ですね、にスペースシャトルを引退する計画なのです。

新しいプロジェクトは「ロケット」型

アメリカはスペースシャトルの次世代機としてロケットを開発中です。
かつての有人宇宙船「アポロ」に似せて作られています。
最近になってアメリカの放送局ABCなどは、このロケットの話題を放送することが
多くなってきたように思えます。

「アレス」というロケットに、「オリオン」という宇宙船。

しかし、ここで問題なのは、完成予定が早くても2015年だということなんです。

空白の5年、どうする?

そうです、空白の5年が生まれてしまうわけです。
しかも「早くて」5年ですから、もしかしたらもっとかかるかもしれません。

この間、今まで宇宙開発を競ってきた、ロシアに頼ることになります。
宇宙船ソユーズです。

この競ってきた背景が読み取れるのが、
この「ロケットマン」という漫画なんですね。
「ロケットマン」は歴史漫画というわけではありませんが、このサスペンスの間に
いろいろな歴史的背景が描かれています。
その中に、この米ソ宇宙開発競争の歴史が垣間見られる。

これを垣間見ると……この空白の5年がいかに問題であるか、
この5年のために、いろいろな懸念をよんでいる理由がわかってきます。

オバマ新大統領がそもそもどうするのか?ということに注目されていましたが、
オバマ大統領もどうやらこのことに関してはブッシュ前政権を引き継ぎ、
2010年にシャトル計画は終わりを告げることになるようです。
そのときになり、アメリカの飛行士がソユーズを頼るようになったとき、
恐らくまたこのニュースは出てきますので、
ロケットマン機会があったらぜひ読んでみて下さいね。

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