今でも忘れられない「本の紹介」

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昨日は「読書家か書評家かー私が本の紹介をする理由」というタイトルで、私が本の紹介をする理由を書いた。

今日は私が出逢った「本の紹介」の話を思い出したので、紹介したい。

ミステリの幅が広がった野間美由紀氏のコミックでのTeaTimeコーナー

パズルゲーム・はいすくーる 27 (27) (花とゆめCOMICS)

私が学生時代から大ファンなミステリ漫画家さんで野間美由紀さんという方がいる(氏のサイト:MIYUKI’s ROSE Garden )。
野間美由紀氏の作品で「パズルゲーム★はいすくーる」というシリーズがある。とても自由な校風の高校のミステリー研究会のメンバーが繰り広げる、ちょっとしたミステリーの解決ストーリー。「コン・ゲーム」という言葉を覚えたのもこの漫画だった。今では、彼らの中学時代のお話や、結婚後のお話など、たくさんの「パズルゲーム」シリーズが出ている。

そのコミックの中で、「おすすめミステリ」として本の紹介がしてあることが、ちょくちょくあり、私はそれを楽しみにしていた。確かタイトルは「MIYUKI’s Tea Time」。違ったらごめんなさい〜。そこで紹介されていたミステリーの数々は、今でも私の宝物だったりします。

とても印象的だったのは、岡嶋二人氏の「クラインの壺」。あぁ、そうか、今読んでる某本が似てるんだ(笑)。いやそれはさておき、とても夢中になって読んだのを覚えている。

また宮部みゆき氏の本の紹介もあり、確か「火車」だったか、宮部氏の本を読むようになったきっかけもそうだったと思う。太田忠志氏とかもそうだったんじゃあなかった
だろうか、京極夏彦氏も???。

周りにミステリー好きがあまりいなかったこともあって、こうした紹介は本当にありがたく、そして今でも読み続けられている
ことが、とてもうれしい。もちろん野間氏の漫画もそうで、先日、そして今週と立て続けに新刊が出る。これまた楽しみ。

椎名誠氏の思いもかけない書評ー小野不由美氏/十二国記

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハートさらにこんなことも。作家の椎名誠氏が「本の雑誌」だったかで、小野不由美氏の「十二国記」のシリーズについて触れていたことがある。当時
はまだ講談社のヤングアダルト向けレーベル「ホワイトハート」でしか刊行されていなかと思う。

椎名氏は「ヤングアダルトとあなどるなかれ」風な紹介をして
いて、その後、どうやら椎名誠氏の影響か、おじさま方がなんと「ホワイトハート」を手に取ることになる。素敵なイラストで、文章の文字も、少しばかり大き
めのレーベル。さすがに恥ずかしいと要望が出て、ついに、講談社文庫での刊行となった。

なんていう話を聞いたような気がする。

かくいう私も「十二国記」を手に取ったのは、友人からのすすめと、この椎名誠氏の記事。当時20代はじめだったか、もう「ヤングアダルトは卒業」と思っ
ていた私へ、かなりのインパクトを与えた。

そのインパクトは、「ヤングアダルトだっていいじゃないか!」と私を開きなおらせ、ついには、「大人だって児童
書を読んで感動したって良い!」になり、今ではヤングアダルトだろうが、児童書だろうが、本格ミステリーだろうが、ビジネス書だろうが、ファンタジーだろ
うが……何でも読む節奏のない人間がひとり誕生してしまったわけである(笑)

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