ハドソン川の奇跡に思う 「通報しました」の報道

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15日、日本時間の16日に起こった事故。

NY発の旅客機がハドソン川に不時着、155人全員救助
写真
ハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機

ニューヨーク(CNN) 米連邦航空局(FAA)などによると、USエアウェイズの旅客機(乗員乗客155人)が15日午後3時半(日本時間16日午前5時半)ごろ、ニューヨークのラガーディア空港から離陸した直後にハドソン川に不時着した。当局者らによると、乗員、乗客は全員、無事が確認されたが、15人前後が病院で手当てを受けている。

不時着したのは、ノースカロライナ州シャーロット行きの1549便。ハドソン川西岸のニュージャージー州の警察情報筋によると、操縦士は鳥が機体にぶつかったとして緊急信号を発していた。

[From CNN.co.jp:NY発の旅客機がハドソン川に不時着、155人全員救助]

起きてみたら、こぞってやっていたこのニュース。
報道のあり方について、とても考えさせられました。

ひとつはタイトルにも書いたことですが、
目撃者のインタビューで「通報しました」と話す部分を使っていることです。

私は主にABC newsを見ていましたが、

「着陸時は火山の爆発のようでびっくりしました。で通報しました」。
とか、
「こういう状況だったので、通報しました」

なんて話がたくさん出てくるんです。

200901182101.jpg

今回の事故では、地元の人の迅速な協力と機長の速やかな判断か2つ重なり、奇跡につながったという報道がされているため、地元の人が行くといっていたという談話もたくさん出てきています。

でもこの、「報道しました」というのは、実際、もしこういうことが日本で起こったらどうだろうか、

「着陸時は火山の爆発のようでした!」
そう使うだけで、通報しましたという部分は使わないんじゃあないだろうか。

少なくとも、情けないけれど自分は使わないだろうと思います。

取材はしていないのですが、一部報道によると、かなり通報もあったよう。

日本でこういうことが起こったら、みなさん通報しますか?
通報するっていう観念自体があまりないんじゃあないか?
そんな風に思えて少し怖いなと感じました。

だからこそ、当たり前のように「通報する」ことを身につけるには、
こうして報道上で「通報しました」と言わせることで、
通報することが大衆化するのではないだろうか。
自分の考え方も少し考えねばならないな、と感じた瞬間でした。

そしてもう一つ。
ネットによって、ニュースというモノがどんどん変わっているということ。

私も利用しているけれども、twitterというつぶやくサービス。
これでこの事故の写真をいち早くアップした人がいたんだそう。

それがJanis Krumsさん。
twitterの記事はこちら

cnet newsによれば、一時、アクセス急増で落ちたりもしたそうだけれども、
こんな風にニュースや速報の位置づけも変わってくるのかもしれないんですね。

どうなるにしても、世の中の流れにはついていきたいなぁと思います。


今週は、アメリカでオバマ次期大統領の就任式です。
今日も祝賀会のニュースで盛り上がっていますね。

私も今週はこのニュースにずっと関わることになりそうです。
今日は祝賀式関連、明日はというか明後日ですが、夜中は就任式特番。
次の日は一夜明けて……。

今週も気合い入れて、1週間をはじめましょう。